小説

2009年1月26日 (月)

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」原作

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2009年1月 8日 (木)

「告白」

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2008年12月27日 (土)

「チャイルド44」

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2008年12月17日 (水)

「ウォッチメイカー」

Watchmaker朝早い仕事があったので、朝のウオーキングはできず。夜歩こうかと思ったが、レッグレイズしただけで、なんとなく歩く気にならず、もう少しで読み終わる「ウォッチメイカー」を読むことにした。寝る前に読んでいるだけではなかなか終わらないのだ。二段組み502ページ。

これ買ったのは1年ほど前。ようやく先週から読み始めたのはジェフリー・ディーヴァーの新作「スリーピング・ドール」を買ったから。この新作の主人公キャサリン・ダンスが初登場したのが「ウォッチメイカー」なので、まずこれを先に読まねばと思ったのだ。

ディーヴァーの小説は「ボーン・コレクター」は持っているが、読んでいない(デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化されたが、これまたテレビでちらりと見ただけ)。2005年に出た短編集「クリスマス・ストーリー」は途中まで読んだ。短編で感じたのはそのどんでん返しの鮮やかさ。ナイフの切れ味のような鮮やかさだなと思った。といっても、これも11編読んで中断している。あと5編残っているので、これから読もう。

で、「ウォッチメイカー」。もうこれは終盤の展開に唖然とする。どんでん返しは1回だけだからどんでん返しなのだが、ストーリーがこれほど3回も4回もひっくり返る話も珍しい。ディーヴァーは「これぐらいツイストしなきゃミステリじゃない」と思っているのだろう。

時計に執着を持つウォッチメイカーと名乗る殺人鬼を四肢麻痺のリンカーン・ライムが追い詰める。という風に序盤は始まる。サイコな話かと思ってしまうが、そんな単純な話ではない。ライムの相棒であるアメリア・サックスは単独でニューヨーク市警の腐敗を捜査する。別々の事件に見えて、これが絡んでくるのは想像つくのだが、そこから先は感心するほかない。サービス精神の旺盛な作家なのだ。ここまでひねるのは。

だが、読み終えて何が残るかというと、ああ面白かったという感想しか残らない。エンタテインメントはそれで良いのだが、なんというか、野暮を承知で言えば、人間のドラマをもう少し描いてほしいと思えてくるのだ。キャラクターが立っているというのとは別に人間のドラマの深みが欲しくなる。そういうのは別の小説を読めば済むことなんだけど。ミステリの中にもそういう小説はある。

といっても十分面白かったので、家にある「ボーン・コレクター」も読んでみようと思う。

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2008年11月 1日 (土)

小説「闇の子供たち」

梁石日原作の「闇の子供たち」を読み終えた。うーん。前半100点、後半50点というところか。生々しい前半は読むのがつらいが、情け容赦のない 描写で強烈なオリジナリティーがある。後半、NGO社会福祉センターの活動がメインになってくると、小説としては俄然読みやすく面白くなっても、この題材の扱い方としてはどうかという気分になる。前半はテーマを間近に見せていたのに、後半は一歩離れたところから見せる感じになるのだ。

3万6000円で売られ、売春させられ、臓器提供者にさせられる少女センラーの運命など、作者は途中で放り出したのではないかと思える。欧米の小説ならば、センラーは助かるが、助けようとした関係者は闇の組織からほとんど殺されるという展開になるような気がする。作者の梁石日としては読者がこの問題へのスタンスをどう取るかを含めて描いた後半だと思うけれど、ショッキングな前半に比べると弱いのである。僕には後半は長い蛇足のように思えた。これ はフィクションよりもノンフィクションにすべき題材なのだろう。

それにしてもペドファイル(幼児性愛者)たちの醜悪さには怒りを覚える。こういう変態連中の需要があるから闇の組織が暗躍することになるのだ。

ちなみにNGOに協力する音羽恵子は宮崎出身との設定。宮崎で音羽という名字はあまり聞かない。

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2008年7月24日 (木)

「蟹工船」

Kani  先日、書店に行ったら、あったので買った。もちろん、ベストセラーだからである。読売新聞によると、「今年に入って“古典”としては異例の2万7000部を増刷、例年の5倍の勢いで売れている」という。その理由についてはWebを見れば、いろんなところに書いてある。今のワーキングプアの状況がこの小説の内容と重なるかららしい。

日本史の教科書でプロレタリア文学として記憶しただけで、自分には関係ない本、まさか読むとは思っていなかったが、読んでみると、この過酷な描写は大したものだと思う。カニを加工する蟹工船はいわばタコ部屋のようなもので、集められた労働者は監督から半殺しにされたり、実際に殺されたり、栄養不足と過労でボロボロになっていったりする。船内の描写は匂ってくるような汚さである。今、こんなにひどい職場環境はないだろうが、資本家の搾取の構造は同じなのだろう。

「蟹工船」は青空文庫でも読めるし、漫画版も無料で公開されている(http://www.takiji-library.jp/announce/2007/20070927.html )。この漫画は原作の過酷な描写をやや淡泊にすませていて弱い。ばらばらだった労働者が自然発生的に団結するという骨子を中心に描いているのだ。ただし、巻末の解説は参考になった。小林多喜二は十分に取材しており、当時、実際にあった事実を基に書いたのだそうだ。

それ以上に興味深いのは小林多喜二が映画ファンであったという指摘。「多喜二は映画に興味を持ち、沢山の作品を見ると共に批評も残しているが、『蟹工船』にはそうした映画から学んだ方法が、ふんだんに取り入れられている」。それはシーンを積み重ねる手法や、フラッシュバックの使い方などに現れているそうだ。

多喜二は1933年、警察の拷問によって29歳で死んだ。当時のどんな映画を見て、どんな批評を書いているのか、気になる。

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2008年4月12日 (土)

「新世界より」

「新世界より」 貴志祐介「新世界より」を買ったのは3月9日。2週間前に上巻を一気読みし、なんだかんだと忙しくてしばらく読めなかったが、今朝から映画にも行かずに下巻を一気読みした。上下巻1900枚のSF大作。大森望がミステリマガジンに書いていたが、枠組み自体は50年代SF風で、特に驚愕の結末はクラークのある作品を思い起こさせた。いや、内容は全然違うんだけれども、なんとなく。しかも優れたSFがそうであるように現代をちゃんと照射しているのがいい。読ませるのは冒険小説的なアクション場面で、この筆力は大したものだと思う。上巻150ページあたりから疾風怒濤の展開となる。

今から1000年後の日本。多くのものが灰燼に帰した10年前のことを主人公の渡辺早季が手記に残す場面から始まる。この世界で人々は呪力と呼ばれる念動力(テレキネシス)を手に入れている。ただし、呪力が暴走すると、世界をも破滅させる力がある。悪鬼や業魔と呼ばれる怪物的な力を持つ人間が出てくるのを防ぐために厳重な管理体制が敷かれている。この世界には人がハダカデバネズミから進化させた高い知能を持つバケネズミがおり、バケネズミたちは呪力を持つ人間たちを神様と崇めている。同時に不浄猫やミノシロモドキといった奇妙な生物たちが跋扈している。というのが大まかな設定。

すべての謎が明らかになる結末はそれまでの価値観を逆転させる。今のままでも十分な傑作だが、個人的には人の驕りと残酷さが浮き彫りになるこの悲しい部分をもっと書き込んでほしかったところ。単に経過だけで読ませるには惜しい部分なのである。

1986年、ハヤカワSFコンテストで入選した短編「凍った嘴」を一般向けに詳細に書き込み、膨らませたのがこの長編小説なのだという。「黒い家」の貴志祐介の原点がSFとは知らなかった。枠組みは明らかにSFだが、SFファンならずとも夢中になって読める一級のエンタテインメント小説。読むべし。

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2008年3月 8日 (土)

小説「君のためなら千回でも」

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2008年3月 1日 (土)

「夜の声」

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2007年11月18日 (日)

「ミサイルマン」

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