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最近読んだ本
川本 三郎: マイ・バック・ページ - ある60年代の物語
読み終わって、青春の愚行という言葉が思い浮かぶ。その時に最良の選択と思ってしたことが後になってとんでもない事態を引き起こす。それは若さゆえの愚行なのだ。だから、この本の内容は厳しいけれど、甘酸っぱい部分も含んでいる。「マイ・バック・ページ ある60年代の物語」 « Reading Diary, Maybe (★★★★)山平 重樹: 連合赤軍物語 紅炎 (プロミネンス) (徳間文庫)
見孝也を中心にした赤軍派誕生の経緯から始まり、連合赤軍中央委員会委員長・森恒夫の獄中での自殺で終わるノンフィクション。連合赤軍事件の全体像をつかむのに絶好のテキストと言える。「連合赤軍物語 紅炎(プロミネンス)」 « Reading Diary, Maybe (★★★★)ジョン・ハート: ラスト・チャイルド(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
構成はミステリとして優れており、早川書房がポケットミステリと文庫の同時刊行という前例のない出版の仕方をしたほど自信を持っているのも納得できる。ただし、序盤で描かれる登場人物の悲痛さはミステリとして優れた展開になるほど背景に退いていく気がした。作品の長さが影響していると思われ、それが少し残念だ。「ラスト・チャイルド」 « Reading Diary, Maybe (★★★★)リチャード・マシスン: 運命のボタン (ハヤカワ文庫NV)
13編収録されているが、バラエティに富んでいてどれも面白く、買って損のない短編集だ。マシスンの原作は映像化作品が多いが、この短編集を読むと、単に原作が面白すぎるからそうなのだということがよく分かる。「運命のボタン」 « Reading Diary, Maybe (★★★★)稲田 芳弘: 癌では死なない~余命宣告をくつがえした医師たちの提言~ (ワニブックスPLUS新書)
癌で死ぬよりも重大な副作用がある抗癌剤死が多い現実や抗癌剤で癌は完全にはなくならず、最終的には体の免疫機能がカギを握ることが分かりやすく書いてある。本書の内容を過信してはいけないのだろうが、確かに免疫は高めておいた方がいいという気持ちになる。「癌では死なない 余命宣告をくつがえした医師たちの提言」 « Reading Diary, Maybe (★★★★)